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藤野合宿の感想
今年、初めての参加となる藤野合宿、
今思えば、去年も行きたかったなぁと思いました。本当に山の中で、自然に囲
まれた芸術の家はとてもリラックスでき、気持ちも落ち着く感じがしました。そ
の中での3泊4日の合宿はとても有意義なものでした。
私は集団創作の準備があったので、一回のみWSに参加しました。
いつもは10人くらいでWSをやっていたので、30人揃ってやると、いつもより
場の空気が強く、朝だったのですが、良い集中が保てたと思います。ファリフ
ァリコアの時に一番それを感じました。なんだかいつもより良い状態であった
ような気がしました。すごく自然体だけど、程良い緊張感もあって、とてもやり
やすかった事を覚えています。
その後のFベーシック2も、今までに無いくらいのハイテンションでした。皆さん
もとても楽しそうで、私もとても楽しくやる事ができました。こういうのをきっか
けに私も思いきったことをしてみようと思いました。ここだと思ったら思った通
りに動けるように、そしてキレのある動きになるように精進しようと思いまし
た。
あとはこの合宿ですごく刺激を受けたのが、モノプレイの試演を見た事です。
特に同期の発表がすごく印象的でした。今まで彼女達が一人で何かを作り上
げたものを見たことが無かったせいか、全く想像ができなくて、とても楽しみで
した。どれも思考が見てとれて、こんなに考えたんだというのが見れて刺激に
なりました。
モノプレイは本当に自分の中で全て判断しなければならなくて、良いか悪いか
も自分の感覚ではわかりづらいところもあって、本当に自分との戦いであった
と思います。でもそれが逆に面白いところであるのだろうとも思いました。
今回、死をテーマにしたモノプレイがいくつかあったのですが、人によって本当
に違ったので、同じテーマでもこれだけ違うものができるからこそ、モノプレイ
は面白いんだろうなと思いました。
合宿が終わってまだそんなに日は経っていないはずなのに、今思うと随分前
の事のように感じます。合宿が終わってまた元の生活に戻って、バイトに明け
暮れているのですが、でも少し何か変わったような気もします。もともと人見知
りな私はそれを直したくて接客の多い今のバイトを選んだのですが、まだまだ
直ってはいないのですが、今回集団創作をして、その集団の中にいて、少し
前よりは良くなったような気がします。あと、対応力というか、ようやく地に足が
つけられたような、そんな感じがして、前よりも気持ちにゆとりができ、前より
も焦ったりする事が減ってきました。
この藤野の合宿に参加して、私の課題もたくさん見えてきたし、そして何より、
得たものはたくさんありました。これからは課題をどう消化していくか、研究し
ようと思います。また来年も藤野合宿に行きたいと思いました。
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