藤野合宿04
合宿リポート 横山晃子
2004年度
3泊4日、あっという間の合宿でした。
総勢約30名での合同WS、モノプレイ発表等、すごく新鮮でとても刺激的な4 日間でした。

一度参加した合同演劇ワークショップでは、広いホールの中で、点在する光 の中、各グループ4人ずつでのFベーシックUをやりました。うまく光の輪の空 間を使いながら、それぞれのグループが白熱していく様子を見ていて、とても ワクワクしました。

そして林さんに、初っ端からイキナリ、「テンションを上げていけ!」と言われ、 出だしからハイテンションのFベーシックU。私は起点の「すばらしいわ」でした が、最初から飛ばしてホール中を駆け転げ回っていたら、すぐに体力が尽き てしまいました。

言いたいのに声が出せない、テンションが体についていけない。それでもそこ をさらに粘って、またテンションを持続したまま出来るように、もう少し考えも加 えられれば良かったなと思いましたが、その時は初めての試みに必死になっ てしまっていました。

でも、本当に、なんというか解放的で楽しかったし、とにかくもう一度やりたい です!!



モノプレイの発表は、不思議な感じがしました。

あぁ、この人こういうものをするんだ。といった感じで、なかなか楽しめました。
ただ、私は見ている最中も、見終わった後でも、考えを持つというコトがなかな かできません。だからといって、全く考えていないわけでは無いけど、その考 えているコトや考え方が甘いというか、狭いといった感じです。

モノプレイを見たあとに、何人かで、「あ〜だった、こ〜だった」という話をして いる時、「私はこうとらえたよ」というのを聞いたりなんかして、「あぁ、確か に!」なんてコトがありました。以前『アンチゴネー/血』の練習の時、うまくい かないというか、何かわからないけど、もどかしいなと思っていて、でもそれを うまく言い表せないことがよくありました。この時に、「それをちゃんと整理し て、考えて言葉にして言えたなら、また色々と変わってくるよ」と言われました。 その事を、今回モノプレイのアンケートを書いている時にもすごく思いました。

皆が議論したり、意見を言ったりしている、そういった所で考え方を学ぶ、また 自分の視野も広げていく、今後の課題が、また見つかりました。

色々あったけど、楽しい合宿でした。
ただ、欲を言えばもう少し、合宿WSがやりたかったです。


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