藤野合宿04
合宿リポート 佐藤和紅
2004年度
合宿感想   

いやー!楽しかったすね!!日常生活レベルの楽しいからぶっ飛んだ意識 レベルの楽しいまで色んな楽しいがあって、もうどきどき連続でした。昔の少 女まんがぐらいいつもどきどきしっぱなしでした。はい。
大体、いろーんな年齢、環境の人が一つ屋根の下でちょびっとだけでも一緒 に暮らすというこの奇妙な感じはなんでしょう??うーん、ぞくぞくしますっすよ ね。久しぶりの人と語らったり、不思議な面子でお酒飲んだり、夜は色々あっ たりと濃い藤野の日々でした。

試演に関しては、私自身『アンチゴネー/血』と『ヌードV』に出た関係で、見 れなかったものプレイが若干多くなってしまったのが、んま、しょうがないんで すが、残念でした。のちのちビデオで見るから〜といっても、やはり生!ライ ブ!でないと味わえない空気、役者の呼吸、観客の視線、呼吸、気温、体温 等々とにかくたくさんあるので……うぅん、三年でなりません。それに見れなか ったものほど、他の人がその作品について語っていると、ますます見たかった 〜と思う、逃がした魚は大きい心理(?)が働いてしまっていかんともしがたい 心持ちに。うう。
ま、それはそれとして、今回は17作品と、盛りだくさんで、見るほうも頑張らな ければ!というお互いに一生懸命になりました。これもまたよかったかなぁと。 見るほうも、「一つも表現、ヒント(?)、仕草を見逃すもんか」と眼らんらんな雰 囲気が好きでした。

ワークショップも一回しかでられなかったのですが、久々にハイパーオンして 「帰ってこーい自分」という状態に陥りました。でも、その時一緒にやった方た ちとは終わった後にやたら仲良くなったような錯覚に。(錯覚です、おそらく)や はり同じ空気とテンションを身体の中でお互いに共有すると、ともに戦った戦 友みたいになるんですね。はー。感慨深い。嬉しいなぁ。

「五感の里」のマッサージは気持ちよかったです。全身指圧をお願いしたら、 背筋が弱いとのこと。うーん、まだまだ鍛え不足すね。足ツボマッサージ機は 全機制覇でどれもこれも、ストレスツボに激痛が。自分、以外とナイーブでし た。そしてデリケート。周りの方たちには、もう少し私に優しく接するようにお願 いしたい限りであります。

心残りなのは、藤野の中庭(?)みたいなところの芝生の坂を転がれなかった 事(あー!悔しい!!)それに、全員と語れなかったこと。うーん。難しいなぁ。 夜は皆さん早く寝る方もいらっしゃるし、試演もあるから、忙しいしで…うまく穴 を見つけられる能力を身につけたいすね〜。
とにかく、二日目かなんかに部屋でぽろっと漏らした「あー幸せだなぁ」という 一言が、私のこの合宿に対する気持ちのすべてです。あまりに幸せすぎて、 感情がこもらなかったので、同室の方たちには「うそ臭い」と言われてしまいま したが、ほんとに幸せだったんですよー。あー幸せ。皆大好きです。


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